宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮~魚宮
隔週掲載
2週間分の「運勢ディレクション」

No.942 / 2025.08.11 ~ 08.24

「今週の運勢」は、牡羊宮~乙女宮、天秤宮~魚宮を1週間おきに交互に掲載しています。
「太陽サイン」だけでなく「ASC=上昇点」や共鳴星のサイン(宮)などもご参照ください。
※「牡羊宮~乙女宮」は、「今週の運勢1/牡羊宮~乙女宮」をご覧ください。


● 隔週日曜日に更新予定です。
※2025年 8月10日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。


NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。


今週のホロスコープ

今週(2週間分)の中日「8月18日」(月)午前0時のホロスコープです。

今週のホロスコープ

概 容

今週の運勢の見方のポイントは、上掲のホロスコープをご高覧いただければお分かりのとおりで、先の「今週の運勢1 牡羊宮~乙女宮」とさほど変わりません。

強いていえば、双子宮1度の「天王星」と獅子宮終盤をトランシットしはじめた「太陽」との矩(スクエア=90度)が形成されたことです。

念のため先のポイントを再述しておきます。

天秤宮の「火星」と水瓶宮2度Rの「冥王星」と上述の「天王星」の大三角(グランド・トライン=120度×3)をベースとした2つの大三角凧(トライン・カイト=60/60/120/120度)です。

火星は「春分点&土星&海王星」を尻尾とし、冥王星は獅子宮の「水星」を尻尾とします。

「霊識開元」と、そのウラ・ディレクション“既存権力の崩壊”の活性化で、そこに今週は「太陽」と「天王星」の矩=90度が加わることで、「太陽」が象徴する国家や組織の中心(トップ)の変化が具体的に進んでいくことになります。

それは同時に「天王星」が象徴する「一般国民」の精神意識の覚醒とセットになっていることを見逃すわけにはまいりません。

“既存権力の崩壊”がどこまで進むかは、国民一人ひとりの「霊識開元」の複合よるディレクション(運勢変化、時代変化)と共鳴関係にあり、表裏一体なっています。

今回の大三角=120度×3は、今週中ごろ過ぎで終わりです。次は「太陽」がこれまでの「火星」の位置に達する秋分の日9月22日前後をピークとした計20日間ほどになります。そこで「霊識開元」が進んでいるほどトップの選出と変化になります。


今週の星の動きのポイント

今週は、11日に「水星」が獅子宮4度で順行に戻ります。

翌12日に「ケレス」が牡羊宮16度で逆行に転じます。

23日の朝5時半頃、「太陽」が天秤宮に入宮です。

ゆえに「秋分の日」で、22日の新月の翌日です。

今週は、上術のように影響力の大きい星たちをメインとした2つの大三角凧(トライン・カイト=60/60/120/120度)が形成されます。

その頂点の「火星」と「冥王星」は三分(トライン=120度)で、また尻尾の「春分点&土星&海王星」と「水星」も三分=120度です。

さらに、これらは神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)を形成します。

蟹宮の「金星&木星」の合(コンジャクション=0度)と牡羊宮16度の「ケレス」は矩(スクエア=90度)です。

獅子宮から乙女宮に入宮していく「太陽」と双子宮1度の「天王星」も矩=90度です。

詳細は、上掲のホロスコープをご参照ください。

One-Point ◆ 3つもの衝(オポジション=180度)が形成される波乱含みの昨今また今週です。ただし、そのすべてに神秘長方形=60/120/60/120度を含めて複数の星が調停(メディエーション=60/120度/60/120度)を投げかけ何とかなっていく面白いときです。


今週の新月or満月andトピックス

今週は、22日が新月です。 乙女宮0度の「太陽」で、「月」がジャストの合(コンジャクション=0度)をとるのは15時頃です。

この乙女宮0度の「太陽&月」の合=0度を頂点に、水瓶宮1度Rの「冥王星」と牡羊宮0度Rと1度の「土星&海王星」とが底辺となってYOD(ヨッド=60/150/150度)を形成します。

個々人においては、とくに1960年代生まれの方をメインに、独自の才能スキルを含め、「霊識」発現のときになります。

One-Point ◆ ここで“1960年代生まれ”というのは、アバウト1961-3年~1968-9年頃に生まれた方で、乙女宮に「天王星&冥王星」の合(コンジャクション=0度)を生まれ持ち独自の才能やスキルで社会を相応に切り拓いていおられる方々をメインとします。

《 今週の運勢2/天秤宮~魚宮 》


※注)上掲のアスパ:以下の記述で「※上掲のアスパ」と略記しているのは、天秤宮の「火星」と双子宮1度の「天王星」と水瓶宮2度Rの「冥王星」の大三角(グランド・トライン=120度×3)が、火星は「土星&海王星」を衝(オポジション=180度)とし、冥王星は「水星」を衝=180度として、2つの大三角凧(トライン・カイト=60/60/120/120度)を形成する今週のメインとなるアスペクト・パターンを指します。



【 7.天秤宮 = Sign Libra 】

天秤宮の今週の運勢の見方のポイントは、「※上掲のアスパ」やそれらが形成する神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)で、良し悪しはともかく、今週の運勢ディレクションの“主役”となっているものです。

深層の精神意識を含めた自己変革をバリバリに進められていくときで、「霊識開元」による精神面や社会活動面のいずれでも、本物やTOPなど、独自の個性や才能の発露を志向されていかれるとよいときです。

【 8.蠍宮 = Sign Scorpio 】

蠍宮の今週の運勢の見方のポイントは、いつもの下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の水瓶宮2度Rの「冥王星」が、今週は、獅子宮の「水星」を衝(オポジション=180度)として上掲のホロスコープのように神秘長方形(ミステッィク・レクタングル=60/120/60/120度)を形成していることです。

「※上掲のアスパ」に基づくものですので、本来の高い精神性を伴なった本物の自分自身を視野に、あるべき「霊識開元」を意識しご認識を深めつつ顕現されていかれるとよいときです。

【 9.射手宮 = Sign Sagittarius 】

射手宮の今週の運勢の見方のポイントは、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の魚宮の「ドラゴン・ヘッド」と上方矩(スクエア=90度)の乙女宮の「ドラゴン・テール」の衝(オポジション=180度)に、蟹宮の「金星&木星」が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけている部分です。

どのサイン(宮)に象意を持つ人も「※上掲のアスパ」と無関係ではないのですが、加えて射手宮に象意を持つ人は、深層の精神意識と対外的な社会活動との公私のバランスを図りつつ、理想の自己像を見定めたり発揮されていかれるとよいときになっています。

【 10.山羊宮 = Sign Capricorn 】

山羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、「※上掲のアスパ」で、とくに上方矩(アッパー・スクエア=90度)の天秤宮の「火星」を頂点に、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の「春分点&土星&海王星」を尻尾とする大三角凧(トライン・カイト=60/60/120/120度)です。

また、尻尾の「春分点&土星&海王星」が、獅子宮の「水星」を下三分(トライン=120度)として、ご自身の内面性(深層の精神意識)を意識しご認識されて、今後の新たな自分自身や生き方を模索されていかれるべき、新たな人生の再スタートのがはじまっている運勢期にあたります。

【 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 】

水瓶宮の今週の運勢の見方のポイントは、「※上掲のアスパ」はもちろん、水瓶宮2度Rの「冥王星」を頂点に「水星」を尻尾とすると大三角凧(トライン・カイト=60/60/120/120度)です。

ウラ・ディレクションの“既存権力の崩壊”の当事者はもちろん、オモテ・デレクションの「霊識開元」の複合ディレクションを最も強く認識し、意識し、理解することで、打開の方向性が拓けます。

日本の国体(政体)が「水瓶宮」で象徴されていることを知れば、公私ともに無関係ではいられない今週また昨今です。

【 12.魚宮 = Sign Pisces 】

魚宮に象意を持つ人の今週の運勢の見方のポイントは、「※上掲のアスパ」で、裏ボスの「冥王星」はもちろん、カゲの立役者ともなっている「天王星」が下方矩(ロウアー・スクエア=90度)で双子宮1度に位置することです。

双魚宮時代の社会通念から宝瓶宮時代の実働社会へと、パラダイム・シフトを伴なう転換期の最終局面が押し詰まってきた今日、下方矩=90度の「天王星」は、心の奥の深層の精神意識からのご理解やご認識の再チェックをうながしていく自己再発見の人生期をもたらし(象わし)ていく双子宮トランシットの約7年間になっています。


One-Point ◆ 「霊識開元」の複合ディレクションと相対的なウラ・ディレクション“既存権力の崩壊”の活性化を「※注 上掲のアスパ」はもたらし(象わし)ています。許容度数(オーブ)6度の場合「火星」が離れる今週中頃過ぎまでで一段落です。次は、9月中旬頃以降にこれまでの「火星」の位置に「太陽」が来てトランシットしていくことによって、TOPの実際の変化と同時に、個々人の「霊識開元」が重要になります。


*ご注意 : ここに書いた内容は、ご参考に留めおきください。不特定多数を対象にした「星のディレクション」をリーディングしたものなので、個々の出生日時によっては、時期や内容や範囲に個人差が生じます。また、今週の運勢単位では、個人の強い意志は、星のディレクションを超えて作用することが可能です。



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