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宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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「今週の運勢」は、牡羊宮〜乙女宮、天秤宮〜魚宮を1週間おきに交互に掲載しています。
「太陽サイン」だけでなく「ASC=上昇点」や共鳴星のサイン(宮)などもご参照ください。
※「天秤宮〜魚宮」は、「今週の運勢2/天秤宮〜魚宮」をご覧ください。

● 隔週日曜日に更新予定です。
※2025年12月21日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
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※【ご参考】 よりロングスパンの「年間の運勢」のもとでの「今週の運勢」です。
◆ 今週(2週間分)の中日「12月29日」(月)午前0時のホロスコープです。

◆ 概 容
今週のホロスコープの見方のポイントは、いつもの「土星外惑星」(トランス・サタニアン)の小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)を除けば、上方矩(アッパー・スクエア=90度)の山羊宮で三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)を形成する「太陽&金星&火星」です。
来年1月3日は「水星」までも山羊宮に入宮し、1サイン(宮)を平均で2日ほどで移動する「月」を除いて、パーソナル・プラネットによる「大会合」(ステリウム)が形成されます。
パーソナル・プラネットは、個々人に与える影響が強いため個々のホロスコープ(出生天球図)によって異なる度合いが大きいのが特徴です。
今週のホロスコープはアスペクト・ラインが少なくスッキリとしていて、複雑さがなくなりますが、そのぶん、一点集中型で“反発心”や“対抗心”など“敵対心”が強まりやすい今週になります。
もし、もともとが激情タイプの方の場合、抑えることは比較的可能なときですが、逆に異性問題をはじめカッとなって限度を超えると、過激になり刃傷ざたにもなりかねませんのでご注意されておきましょう。
◆ 「火星」を含む三重合=0/0/0度があるためですが、山羊宮でもあることから比較的抑制が可能です。ただし、上述のように忍耐の限界を超えたとき、逆に止まらなくなるほど激しくなることがあるという意味です。
今週は22日に日付が変わった直後に「太陽」が山羊宮に入宮します。
山羊宮0度の「太陽」は、1日で日中が一番短いとされる冬至を意味します。
25日には「金星」が山羊宮に入宮です。
年が明けた1月3日には「水星」も山羊宮に入宮し、先週末の14日に山羊宮に入宮した「火星」を交えて、パーソナル・プラネットの揃い踏みになります。
山羊宮での大会合(ステリウム)です。
これらは牡羊宮6度前後の「ケレス」と矩(スクエア=90度)をとり、ふだんはセーブに働きますが、一転、暴発することもあるため、ご注意が必要です。
One-Point ◆ 現代占星術では「十大惑星」(メイン・プラネット)には入らない小惑星番号1番の「ケレス」です。ですが、無視するにはスルーしがたい特別な象意を持ちます。ときにリーディング・ミスを招くことにもなります。天王星から19年後の1801年、土星外惑星(トランス・サタニアン)と同じ宝瓶宮時代の影響圏で発見されました。
今週は年が明けた1月3日が満月です。
山羊宮13度の「太陽」で「月」が蟹宮13度に至り、計算上ジャストの満月となるのは夕方の7時頃です。
この「太陽」と「月」の衝(オポジション=180度)に対して牡羊宮7度前後の「ケレス」が軸となったT矩(Tスクエア=90度)を形成します。
一方、魚宮11度Rの「ドラゴン・ヘッド」と乙女宮11度Rの「ドラゴン・テール」が調停(メディエーション)の座相を投げかけ、神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)を形成します。
One-Point ◆ 山羊宮13度の「太陽」は12度の「金星」、14度の「火星」と三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)です。満月の「月」とは三重の衝(オポジション=180度×3)をとることになります。
牡羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、先週末の「火星」を筆頭に冬至の「太陽」、Xmasの「金星」、正月三が日の「水星」と、次々と山羊宮に入宮していくパーソナル・プラネットの大会合(ステリウム)です。
昨今の春分点の「海王星」を頂点とした「霊識開元」の複合ディレクションの折、愛国心や日本精神を発揮し言動していくことになる今週また昨今です。
「春分点」を交えて連続合(ローリング・コンジャクション=0/0/0度)といえる状態で、牡羊宮にとってこれらが形成する矩(スクエア=90度)は、対外的に「霊識開元」に向かうか、それとも“既存権力”に与して崩壊に向かうか、分れ目の今週です。
牡牛宮の今週の運勢の見方のポイントは、共鳴星の「金星」が山羊宮に入宮し、「太陽&金星&火星」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)を形成していき、「霊識開元」の複合ディレクションを象わす頂点の「海王星」を「春分点」を含めた連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)の「ケレス」と矩(スクエア=90度)をとることです。
昨今の人生期は、もともと「霊識開元」の一角を占める“ラスボス”の「冥王星」が水瓶宮にあって上方矩(アッパー・スクエア=90度)ですし、もう一方の「天王星」も牡牛宮を逆行中であることから、例外の方はご注意が必要ですが、“愛国心”など日本への意識やご関心が高まらざるをえない今週また昨今になっています。
双子宮の今週の運勢の見方のポイントは、共鳴星の「水星」です。といっても対宮の射手宮の「水星」は、魚宮の「ドラゴン・ヘッド」と乙女宮の「ドラゴン・テール」の軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成するため、双子宮の「太陽」や「ASC」(Ascendant:アセンダント=上昇点)などのディレクション・ポイントを含めて、大十字(グランド・クロス=90度×4)を形成することです。
もっとも、今週中頃以降には解消され、「水星」の影響が強い方は精神や神経的に影響を受けるものの動きが早いため、ディレクション(運勢変化)の変化も早く、一喜一憂しすぎないよう意識されておかれるとよいでしょう。
蟹宮に象意を持つ方の今週の運勢の見方のポイントは、対宮の山羊宮にすべてのパーソナル・プラネットが入宮し大会合(ステリウム)を形成することです。
昨今の歴史的な時代変化に加えて、個人的にも運勢の転換期となる今週になりますので、プライベートな意識やご関心にとどまらず、社会的な意識を持たれて対外的な責任を視野に転換の今週また昨今にされていかれるとよいときです。
「月」を共鳴星とする蟹宮なので、敏感な“感性”や“感受性”をコントロールした情緒の安定を意識しておかれると、ご判断がブレにくいときです。
獅子宮の今週の運勢の見方のポイントは、山羊宮でのパーソナル・プラネットの大会合(ステリウム)ですが、昨今の大きな人生の転換期の獅子宮においては、ご自身のスキル(技能)をどう身につけ、かつ今後の社会や人生でどう発揮されていくか、意識されていくときです。
同じ獅子宮に象意を持つ人でも、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)は異なりますし、獅子宮の象意ポイントも異なりますので、人それぞれにもなりますが、不特定多数に向けた「今週の運勢」で個別の事案にまでは言及できませんので、ご自身の意志や現況に併せて、スキルの習得をより適切にご勘案ください。
乙女宮の今週の運勢の見方のポイントは、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の射手宮の「水星」が、魚宮25度と29度の「土星&海王星」の合(コンジャクション=0度)と矩(スクエア=90度)をとることです。
「水星」の矩=90度はよくあることなので珍しくはないのですが、良し悪しは別にして矩=90度をとる星や基本点によって過敏さや奇矯さをもたらすことがありますので、「海王星」を頂点にした「霊識開元」の複合ディレクションの現実的なとらえ方が重要になります。
一例ですが、乙女宮に象意を持つ方の場合、「霊識」を目標やターゲットに精神意識に知識やスキルを新たに植え付けていく今週になります。
One-Point ◆ 山羊宮の「太陽&金星&火星」の三重合=0/0/0度と、「土星&海王星&春分点」と連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)の牡羊宮の「ケレス」がとる矩(スクエア=90度)は、毎回、同じようなことを書くことになりますが、「霊識開元」に向かう新たなご自分になるか、それとも“既存権力”に与して崩壊に向かうか、いずれも新規展開をもたらす分れ目を象わすことになる今週です。
*ご注意 : 不思議なもので、高市内閣になって前の“だらし内閣”の時とは星の配置が毎週こうも変わるものかと驚きの連続です。失礼! 正しくは、星の動き予め決まっていますので、その背後に時空を超越した見えざる運命的なエネルギーの作用があることを実感すれば、宝瓶宮時代を生き抜く新たなジョーシキや見識が身につきます。
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