宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
隔週掲載
2週間分の「運勢ディレクション」

No.957 / 2025.11.24 〜 12.07

「今週の運勢」は、牡羊宮〜乙女宮、天秤宮〜魚宮を1週間おきに交互に掲載しています。
「太陽サイン」だけでなく「ASC=上昇点」や共鳴星のサイン(宮)などもご参照ください。
※「天秤宮〜魚宮」は、「今週の運勢2/天秤宮〜魚宮」をご覧ください。


● 隔週日曜日に更新予定です。
※2025年11月23日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。

※【ご参考】 よりロングスパンの「年間の運勢」のもとでの「今週の運勢」です。


今週のホロスコープ

今週(2週間分)の中日「12月1日」(月)午前0時のホロスコープです。

今週のホロスコープ

概 容

こうまでスゴイ アスペクト・パターンのホロスコープが続くと、現状にだんだん慣れてきてマンネリ化していきます。

逆に言えば「霊識開元」や“既存権力の崩壊”の定着期に入っていきます。

慣れたときに油断が生じて、逆に注意を要することがあるのですが、射手宮の「火星」を軸にしたT矩(Tスクエア=90/90/180度)に加えて、今週から射手宮に入宮した「太陽」も軸になって加わります。

「ドラゴン・ヘッド」や「ドラゴン・テール」というのは、太陽と月の軌道の交点で天体ではないので実体はないのですが、星(天体)と同様に独自の影響を象わし、必ず正反対に位置することから「基本点」のような構成要素です。

で、結局「太陽」が軸に加わることで、“既存権力の崩壊”のウラ・ディレクションに関わる、国家や組織の中心人物「大統領」や「国家主席」また「会長」や「社長」などの真価が問われていく今週になります。

とはいえ、牡羊宮の「ケレス」と三分(トライン=120度)の「太陽」なので実体は弱いか真逆に「霊識」を発揮されるか両極端の今週です。

ポテンシャルを秘めますので何事も油断は大敵です。

「霊識」の本質はともかくそろそろ社会現象的な側面にお気づきでしょうか。日本が「霊識」を体現した国家になり世界をリードしていく宝瓶宮時代です、まずは「懐より始めよ」とばかりに、日本国民や国内政治が動いていきます。

今週の星の動きのポイント


今週は、28日に「土星」が魚宮25度で順行に戻ります。

30日には「水星」も蠍宮20度で順行に戻ります。

12月1日に「金星」が射手宮に入宮です。

今週の星の動きのポイントは、「金星」を頂点に牡牛宮29度Rの「天王星」を尻尾とし、春分点に合(コンジャンクション=0度)の「海王星」をはじめ「土星」や牡羊宮2度の「ケレス」また蟹宮24度Rの「木星」を交えた大三角凧(トライン・カイト=120/120/60/60度)です。

また、魚宮13度Rの「ドラゴン・ヘッド」と乙女宮13度Rの「ドラゴン・テール」に、昨今の射手宮の「火星」に加えて今週は「土星&海王星&ケレス」などに順次、上三分(アッパー・トライン=120度)をとっていく射手宮の「太陽」が軸となって、T矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。

詳細は上掲の「今週のホロスコープ」をご参照ください。

One-Point ◆ 「霊識開元」の複合ディレクションや“既存権力の崩壊”のウラ・ディレクションは、もはや定番のディレクションです。まだまだ続きますが、ちょっとやそっとでは次第に驚きが少なくなるかもしれません。それに対して今週は「トップ」の人々の反発と、真逆に評価との両方が起こります。いずれでもいいのですが、時代のディレクション(流れ)はもはや止められません。


今週の新月or満月andトピックス


今週は12月5日が満月です。

射手宮12度の「太陽」で、「月」がジャストの衝(オポジション=180度)をとるのは朝8時15分頃です。

これに魚宮13度Rの「ドラゴン・ヘッド」と乙女宮13度Rの「ドラゴン・テール」とが良し悪しはともかく親和性の高い大十字(グランド・クロス=90度×4)を形成します。

一方、蠍宮の「水星」と魚宮の「土星」と蟹宮の「木星」との大三角(グランド・トライン=120度×3)も形成される今週です。

双魚宮時代と宝瓶宮時代のスタンスをとった両極の言論や考えの中から、新たな変化や方向性が見出されていくことになります。

「火星」も「ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」の軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成し続けていますので、現状への賛否や立場の違いといった対立が飛び交うときになります。

One-Point ◆ 何度も同じことを書いて申し訳ありませんが、新たなビジターさんもいらっしゃいますので適時、繰り返さざるをえませんが、大三角=120度×3が“大吉”、大十字=90度×4が“大凶”とはかぎりません。個人も同様で真逆に働くこともマレではありません。



《 今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮 》


【 1.牡羊宮 = Sign Aries 】

牡羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、いつもの土星外惑星(トランス・サタニアン)の小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)による「霊識開元」や“既存権力の崩壊”を含む「天王星」を尻尾とする大三角凧(トライン・カイト=120/120/60/60度)を除けば、射手宮の「火星」を軸とする魚宮13度Rの「ドラゴン・ヘッド」と乙女宮13度Rの「ドラゴン・テール」を交えたT矩(Tスクエア=180/90/90度)です。

厳密には同じ牡羊宮に象意を持つ人でも、生まれ持つホロスコープによってポイントは異なるのですが、不特定多数を対象にした当「今週の運勢」では上述のようにポイントのみご紹介せざるをえません。

結論的に申し上げますと、春分点を越えて新しい「海王星」による「霊識開元」の方向に進んでいる方は問題ありませんが、そうではない場合、主観的な「こうあるべき!」といった過去の思いによって進むほど課題が生じ、最悪の場合は“既存権力の崩壊”のウラ・ディレクションを受けかねません。

【 2.牡牛宮 = Sign Taurus 】

牡牛宮の今週の運勢の見方のポイントは、射手宮に入宮していく「金星」を頂点に牡牛宮29度Rの「天王星」を尻尾として形成される大三角凧(トライン・カイト=60/60/120/120度)と、いつものように上方矩(アッパー・スクエア=90度)の水瓶宮1度の「冥王星」です。

ポイントは2つ、内面の新たな実現可能なヴィジョンを理想の自己像とされることで、さらには対外的な現状変化を伴ない、宝瓶宮時代の実働社会へとご自身の信念と他者や社会への「友愛精神」(和、絆、民度)の確立を一体的に模索されることです。

【 3.双子宮 = Sign Gemini 】

双子宮の今週の運勢の見方のポイントは、「今週のホロスコープ」や「今週の星の動き」に書きましたが、ほとんどすべての星が、大三角凧(トライン・カイト=120/120/60/60度)やT矩(Tスクエア=180/90/90度)また神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)をとって双子宮に関わっていく今週です。

いうなれば“知識欲”や“好奇心旺盛”な双子宮の面目躍如のときで、逆に情報が多くて興味をもたれた一面しか読み切れなかったりして本質を見抜けなかったり、データ量が多すぎて上手に処理し切れないことも起こりえそうなので、客観的なスタンスやご判断がクールに要所を押さえたマルチタスクを可能にします。

【 4.蟹 宮 = Sign Canser 】

蟹宮の今週の運勢の見方のポイントは、あえて目先を変えて申し上げますと、蟹宮の上半球をトランシット(運行、通過)していく「月」です。

同時に昨今、上方矩(アッパー・スクエア=90度)の「春分点」付近に集中する「土星&海王星&ケレス」で、いずれも仕事や対外的な社会活動また対外的な言動がポイントとなります。

社会的な使命や責任を生まれ持たれていたり、意識されておられる方ほど昨今の人生期は重要になっていますので、何はともあれ「霊識開元」の方向に進まないとはじまりません。

【 5.獅子宮 = Sign Leo 】

獅子宮の今週の運勢の見方のポイントは、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の蠍宮を抜けて射手宮に入宮した「太陽」が、人生の出直しから徐々に大きな人生転換を可能にし、とくに水瓶宮1度の「冥王星」が「天王星」を下三分(ロウアー・トライン=120度)として「金星」や獅子宮の影響圏にある蟹宮の「木星」を交えて神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)を形成していることです。

昨今の水瓶宮の「冥王星」は「深層の精神意識世界の変革」のディレクションを象わしており、今週は、宝瓶宮時代の「友愛精神」(和、絆、民度)の方向へと内面の意識を確立されていく方向に進むのによいときになっています。

【 6.乙女宮 = Sign Virgo 】

乙女宮の今週の運勢の見方のポイントは、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の射手宮に「金星」が入宮していき、同じく射手宮の「太陽」や「火星」が軸となって、魚宮13度の「ドラゴン・ヘッド」と乙女宮13度Rの「ドラゴン・テール」を交えてT矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成し、さらに牡牛宮29度Rの「天王星」を交えて大十字(グランド・クロス=90度×4)を一部ながら形成することです。

良し悪しとは関係がないのですが、スキルや技能を伴なって、新たに時代に即した独自のスキルの習得や、理想の自己像への情報収集を図られるよいでしょう。


One-Point ◆ 繰り返しになりますが、社会情勢や現実社会においては「大三角=120度×3」が“大吉”とか、逆に「大十字=90度×4」が“大凶”とかは関係がありません。結果的に真逆に働くことがあるためです。いずれも正しく知って活かせばよいだけです。個々人においても同様なので“占い的”に信じ込むと、未来の可能性を閉ざしてしまうことになりかねません。


*ご注意 : 不思議なもので、高市内閣になって前の“だらし内閣”の時とは星の配置が毎週こうも変わるものかと驚きの連続です。失礼! 正しくは、星の動き予め決まっていますので、その背後に時空を超越した見えざる運命的なエネルギーの作用があることを実感すれば、宝瓶宮時代を生き抜く新たなジョーシキや見識が身につきます。




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