宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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「今週の運勢」は、牡羊宮〜乙女宮、天秤宮〜魚宮を1週間おきに交互に掲載しています。
「太陽サイン」だけでなく「ASC=上昇点」や共鳴星のサイン(宮)などもご参照ください。
※「天秤宮〜魚宮」は、「今週の運勢2/天秤宮〜魚宮」をご覧ください。
● 隔週日曜日に更新予定です。
※2025年 4月27日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
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※【ご参考】 よりロングスパンの「年間の運勢」のもとでの「今週の運勢」です。
◆ 今週(2週間分)の中日「5月5日」(月)午前0時のホロスコープです。
◆ 概 容
今週のホロスコープの見方のポイントを絞ってお伝えします。
春分点周りで正反対に象意を持つ「土星」と「海王星」とが、それぞれ魚宮28度と牡羊宮1度で合(コンジャクション=0度)をとりはじめています。
もう一つは、今週まで「金星&海王星」の合=0度が、獅子宮初盤の「火星」と三分(トライン=120度)です。
「海王星」と合=0度の「土星」は少なからず後者に影響をもたらします。
そうなのですが、一方では「火星」と水瓶宮3度の「冥王星」との衝(オポジション=180度)に調停(メディエーション=60/120/180度)を投げかけ、戦術核さえ用いられかねなかった状況に、今回もセーブをもたらしています。
◆ 以前、「火星」の逆行中に「冥王星」とアスペクトをとった時期があり、マスコミでも核の危機が取り沙汰されたのですが、いくつかの星によってセーブされました。順行に戻ったときはどうなるのかと危ぶんでいたのですが、天の配在はいつも見事です。
今週は5月1日に「金星」が牡羊宮に入宮します。
10日に「水星」が牡牛宮に入宮です。
魚宮終盤の「土星&ケレス&ドラゴン・ヘッド」の合=0度と乙女宮24度の「ドラゴン・テール」の衝=180度に、双子宮22度の「木星」が軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
一方、獅子宮の「火星」と水瓶宮の「冥王星」の衝=180度には 、牡羊宮初頭の「金星&海王星」が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
詳細は上掲のホロスコープをご参照ください。
One-Point ◆ 牡牛宮の「太陽」が軸となったT矩=90/90/180度がせんしゅうはありましたが、今週前半までで今週中頃以降は解除され、「火星」と「太陽」の矩(スクエア=90度)のみになります。
今週は、28日が新月です。
牡牛宮7度の「太陽」で「月」が7度に至るジャストの時間帯は、朝4時半です。
当日の午前中は「太陽&月」の合=0度による“新月”を軸にした、「火星」と「冥王星」の衝(オポジション=90/90/180度)とによるT矩=90/90/180度が形成されます。
ご夫婦などカップルもご注意が必要で、組織の中心たるトップクラスを含めて、自らを律して慎重で謙虚また用心深くあるべきときです。
One-Point ◆ 「土星」の冷静さや用心深さを効かせることが可能なので、多くの場合は大丈夫だと思いますが、安易なお気持ちで言動される場合は、異性関係をはじめスキャンダルに逢いかねませんので、社会規範に照らして慎重に言動されるとよいときです。
牡羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の蟹宮を「火星」が抜けたうえ、牡羊宮1度と2度の「金星&海王星」の合(コンジャクション=0度)に下三分(ロウアー・トライン=120度)の「火星」になっていくことです。
同時に、「火星」は水瓶宮3度の「冥王星」を衝(オポジション=180度)として、調停(メディエーション=60/120/180度)の座相が形成されて、魚宮28度の「土星」も影響して、良し悪しはともかく事態を左右するキーマンとなる牡羊宮に象意を持つ人の今週また昨今です。
牡牛宮の今週の運勢の見方のポイントは、上方矩(アッパー・スクエア=90度)の水瓶宮の「冥王星」と下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の獅子宮の「火星」の衝(オポジション=180度)がベースで、これに牡羊宮初頭の「金星&海王星」が調停メディエーション)の座相を投げかけていくことです。
さらに、牡牛宮22度の「天王星」も、「ドラゴン・ヘッド」などと「ドラゴン・テール」の衝=180度に調停=60/120/180度の座相を投げかけ、相応の安定性をもたらせる今週の牡牛宮となります。
双子宮の今週の運勢の見方のポイントは、いわば上掲の牡牛宮とは対照的で、双子宮22度の「木星」が軸となって「ドラゴン・ヘッド」などと「ドラゴン・テール」の衝=180度を交えて、T矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成していることです。
混沌としかねない春分点周りの複合合(マルチプル・コンジャクション=0度)から、過日「水星」が抜け出たことで、定かでない言論やSNSなどへの投稿に若干の落ち着きが出てきたと存じますが、双子宮の後半(15〜29度)に象意を持つ人は、現実をみたご対応が運勢を左右しそうな今週です。
蟹宮の今週の運勢の見方のポイントは、蟹宮のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)に上方矩(アッパー・スクエア=90度)の春分点周りで、順番に「ドラゴン・ヘッド&ケレス&土星&海王星&金星」の連続合(ローリング・コンジャクション=0度)の影響になっています。
ご自身のホロスコープ(出生天球図)に応じて、それぞれのジャンルでいくぶんの大望や勘違いを含めて、大方ながら社会的なご活躍が可能ですが、分野を絞れずに散漫になかったり、過度な異性関係にはご注意が必要な今週になります。
獅子宮の今週の運勢の見方のポイントは、18日に入宮する「火星」で、水瓶宮3度の「冥王星」との衝(オポジション=180度)に、春分点周りの「土星&海王星&金星」などが上三分(アッパー・トライン=120度)をとり、調停(メディエーション=60/120/180)の座相が形成されることです。
頂点やTOPをめざしてパワフルにもなれますので、おごらず謙虚に、いわば獅子宮らしく王者や女王らしく正々堂々の人徳をもって、自らの個性や才能を発揮されるとよいときになります。
乙女宮の今週の運勢のポイントは、上方矩(アッパー・スクエア=90度)の双子宮22度の「木星」を軸に、春分点周りの「ドラゴン・ヘッド」などと、乙女宮24度の「ドラゴン・テール」の衝(オポジション=180度)とが形成するT矩(Tスクエア=90/90/180度)です。
その中で、「海王星&金星」は獅子宮初盤(0〜9度)の「火星」に上三分(アッパー・トライン=120度)をとり、「火星」は水瓶宮3度の「冥王星」と衝で、一例ですがスピ系を含め独自のスキルや専門知識の習得や発揮によい昨今です。
One-Point ◆ 「海王星」の春分点越えもあり、新たな理想の自己像を目指すなど、新しい局面がそれぞれにはじまっていくときになります
*ご注意 : ここに書いた内容は、ご参考に留めおきください。不特定多数を対象にした「星のディレクション」をリーディングしたものなので、個々の出生日時によっては、時期や内容や範囲に個人差が生じます。また、今週の運勢単位では、個人の強い意志は、星のディレクションを超えて作用することが可能です。
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