宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
隔週掲載
2週間分の「運勢ディレクション」

No.959 / 2025.12.08 〜 12.21

「今週の運勢」は、牡羊宮〜乙女宮、天秤宮〜魚宮を1週間おきに交互に掲載しています。
「太陽サイン」だけでなく「ASC=上昇点」や共鳴星のサイン(宮)などもご参照ください。
※「天秤宮〜魚宮」は、「今週の運勢2/天秤宮〜魚宮」をご覧ください。


● 隔週日曜日に更新予定です。
※2025年12月 7日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。

※【ご参考】 よりロングスパンの「年間の運勢」のもとでの「今週の運勢」です。


今週のホロスコープ

今週(2週間分)の中日「12月15日」(月)午前0時のホロスコープです。

今週のホロスコープ

概 容

今週のホロスコープの特徴は、射手宮に集中するパーソナル・プラネット(太陽、水星、金星、月、火星)の大会合(ステリウム)です。

「月」は動きが早く2日弱で1つのサイン(宮)を移動しますので、今週(2週間分)は、18〜19日頃に射手宮をトランシット(通過、運行)し、すべてのパーソナル・プラネットが集まることになります。

約20年間「今週の運勢」を続けていて、記憶に残っていないだけかもしれませんが初めてです。

もっとも、個々人に重要な「霊識開元」の複合ディレクションの昨今ですので、この時期に多くのパーソナル・プラネットと矩(スクエア=90度)をとって、“新生スタート”をうながすのは納得できます。

足掛け7年ほど続く土星外惑星(トランス・サタニアン:冥王星、海王星、天王星)が「海王星」を頂点とする小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)による「霊識開元」の複合ディレクションと“既存権力の崩壊”のウラ・ディレクションのもとで、パーソナル・プラネットの大会合(ステリウム)は、人智を超えて“プログラミング”された星の動きを意味します。

その大会合(ステリウム)が形成される射手宮の共鳴星「木星」は、上掲の「海王星」と合(コンジャクション=0度)の「土星」と三分(トライン=120度)でスムーズな象意の関係性を結んでいます。

先の記事「251212のmyM.L.R.」でも述べたとおり、誰であっても「霊識開元」の複合ディレクションからは逃れられない今週になっています。

“宇宙波動エネルギー”はそういった今週ですが、個々人の自由な意志判断によって“反発”は可能です。ロング・スパンでは無理ですけどね。また、確かに「霊識開元」のときですが、昨今はそれを出にくくし“ポテンシャル”(潜在力)にとどめる星も働いていますので, 気づきにくいケースも起こります。

今週の星の動きのポイント


今週は、12月10日に「海王星」が魚宮29度で順行に戻ります。

12日に「水星」が射手宮に再入宮です。

15日には「火星」が山羊宮に入宮します。

山羊宮に入宮直前の「太陽」を挟んで「火星」と射手宮「金星」が連続合(ローリング・コンジャクション=0/0度)です。

ポイントは、「霊識開元」を象わす「海王星」を挟んだ魚宮の「土星」と牡羊宮の「ケレス」の連続合=0/0度)に、それぞれ矩(スクエア=90度)をとることです。

個々人によって異なってきますが、「霊識開元」に向かい時代の流れとともにあって天運に向かう人と、無意識にでも真逆に“対立”によって運勢を落としていく人とに大別される今週です。

One-Point ◆ 「霊識開元」の複合ディレクション、また“既存権力の崩壊”のウラ・ディレクションも実体化を見せていく初期の佳境です。何のことか分からなければそれでもよし。「木星」や「天王星」がそれぞれに「転」(クインカンクス、インコンジャンクト[インコンジャクション]=150度)をとっています。
※「転」というアスペクト名は、その象意から「宝瓶星学」で名付けた和名です。


今週の新月or満月andトピックス


今週は12月20日が新月です。

射手宮28度の「太陽」で、「月」が双子宮28度に至るのは、午前11時頃です。

「霊識開元」を象わす魚宮29度の「海王星」などと複数の矩(スクエア=90度)を形成します。

その意味は、受け入れるか受け入れないかは個々人の自由ですが、個々人において「霊識」のスタートとするのか、それとも“既存権力”を失っていくか個々人に新展開のキッカケをもたらします。

One-Point ◆ 補足しておきます。宇宙波動エネルギーによるディレクション(運勢変化)が地上において現実実体化するには、個々人の事情や社会の状況によって、相応のタイムラグを伴ないます。結果的に避けられませんので、改めない以上、時間の問題になっています。



《 今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮 》


【 1.牡羊宮 = Sign Aries 】

牡羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、牡羊宮の影響圏ギリギリにある魚宮25度の「土星」と射手宮29度前後の「火星」の矩(スクエア=90度)です。

どちらも連続合(ローリング・コンジャクション=0/0度)を形成していることが重大です。

アスペクトの合(コンジャクション=0度)が共鳴する「数理」や本意をご存じの方なら理由がお分かりと存じますが、牡羊宮にとって両三重合=0/0度が形成する矩(スクエア=90度)は、「霊識開元」に向かうか、それとも“既存権力”に与して崩壊に向かうか、運命の分れ目の今週です。

【 2.牡牛宮 = Sign Taurus 】

牡牛宮の今週の運勢の見方のポイントは、いつもの水瓶宮2度の「冥王星」もさることながら、射手宮中盤(10〜19度)の「太陽&金星」の合(コンジャクション=0度)が軸となって魚宮13度Rの「ドラゴン・ヘッド」と乙女宮13度Rの「ドラゴン・テール」とで、T矩(Tスクエア=90/90/180度)が形成される部分です。

週末(2週間分)には「金星」は射手宮26度まで進み、「太陽」も22度まで進んで「霊識開元」の現実化をもたらしている魚宮25度の「土星」と同29度の「海王星」と、連続合(ローリング・コンジャクション=0/0度)どうしの矩(スクエア=90度)を形成します。

牡牛宮も「霊識開元」に向かうか、それとも“既存権力”に与して崩壊に向かうか、個人的に分れ目のキッカケとなる今週です。

【 3.双子宮 = Sign Gemini 】

双子宮の今週の運勢の見方のポイントは、対宮の射手宮に再入宮する「水星」と双子宮の影響圏にある牡牛宮28度Rの「天王星」との衝(オポジション=180度)です。

これに「霊識開元」を象わす頂点の「海王星」を含めた「土星&海王星&ケレス」の連続合(ローリング・コンジャクション=0度)が調停(メディエーション)の座相を投げかけます。

あえて申し上げますと、宝瓶宮時代に相応しい「霊識」を伴なったオリジナルな個性や独自の才能の発揮へと向かうときになっています。

【 4.蟹 宮 = Sign Canser 】

蟹宮の今週の運勢の見方のポイントは、いつもの「土星&海王星&ケレス」の連続合(ローリング・コンジャクション=0度)ですが、対宮の山羊宮に入宮していく「火星」が、くだんの「土星&海王星&ケレス」と複合的に矩(スクエア=90度)を形成することです。

現代占星術では解釈できない「霊識開元」の複合ディレクションなので、にわかには信じがたく、ご理解も難しい方が多いと存じますが、昨今の石破内閣から高市内閣への進展や公明党の連立離脱などの変化は、すべて国民の「霊識開元」と“既存権力の崩壊”のウラ・ディレクションにそって進んでいることをみれば、否定できません。

宝瓶宮時代の実働社会を迎えていくため、宝瓶宮時代の新しいアストロロジーにしか見えてこない宇宙波動エネルギーの共鳴解釈です。

【 5.獅子宮 = Sign Leo 】

獅子宮の今週の運勢の見方のポイントは、いつもと同じことを書きますが、対宮の水瓶宮2度の「冥王星」で、さらに牡牛宮28度Rの「天王星」と三分(トライン=120度)をとってスムーズに象意の関係性を結んでいることです。

両星とも“改革”や“変革”を象わす変化に関わりますので、総じて“対外的な社会活動”に向けて大転換期の人生期を迎えています。

その方向性はといえば、土星外惑星(トランス・サタニアン:冥王星、海王星、天王星)の小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)の頂点をとる「海王星」が、獅子宮のカスプ(象意の最も強い点:境界線)にスムーズな象意の関係性を結ぶ上三分(アッパー・トライン=120度)を取っていることから、宝瓶宮時代の「霊識開元」による仕事や社会活動の方向性を目指されるのがベストなときです。

【 6.乙女宮 = Sign Virgo 】

乙女宮の今週の運勢の見方のポイントは、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の射手宮において大会合(ステリウム)を成している「パーソナル・プラネット」(太陽、水星、金星、月、火星)です。

ただし、「月」は動きが早いので、18〜19日のみですが、ここまでパーソナル・プラネットが下方矩=90度にそろうと、従来の自分自身ではなく、「霊識開元」をもたらす頂点の「海王星」を含めた「土星」また「ケレス」との連続合(ローリング・コンジャクション=0度)と矩(スクエア=90度)をとっていることから、個人的に「霊識開元」に向かうか、それとも“既存権力”に与して崩壊に向かうか、今後の運勢のキッカケとなっていく今週です。


One-Point ◆ 上述の牡羊宮や牡牛宮また乙女宮に書いたように、多かれ少なかれ「霊識開元」に向かうか、それとも“既存権力”に与して崩壊に向かうか、今後の運勢の分れ目のときになっています。もっとも、「日本精神」を含めた“日本ルネサンス”(復興)をもたらす「霊識開元」の方向に進むしか運勢を得る道はありませんけどね。


*ご注意 : 不思議なもので、高市内閣になって前の“だらし内閣”の時とは星の配置が毎週こうも変わるものかと驚きの連続です。失礼! 正しくは、星の動き予め決まっていますので、その背後に時空を超越した見えざる運命的なエネルギーの作用があることを実感すれば、宝瓶宮時代を生き抜く新たなジョーシキや見識が身につきます。




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