宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2024年 1月14日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週は漸次、本格的な“分水嶺”のピークの2024年のはじまりへと変化していきます。
新旧の立場やお互いに自他の考えなどに齟齬が生じやすく、恋愛や情愛にしても、通常とは異なり、いくぶんなりとも常識から離れたスタンスでの関係性が現実化をみせていくことも起こりえます。
◆ 概 容
良いとか悪いとかではありません。
“個人主義”と“友愛精神”の体現と併存へのプロセスで、新旧のスタンスの違い、また考えや解釈に相違が生じるだけです。
たとえば、利己主義的な個人主義があります。
一方で、自分が組織や社会に責任を持って主体的にできることをやっていこうとする責任感や“友愛精神”(和、絆、民度)を伴なった“個人主義”もあります。
One-Point ◆ そのような立場や考えの違いを含めて、利己的な個人主義と利他を含んだ“個人主義”といった考えや立場による言動の相違などが生じる今週です。
今週は20日の真夜中23時30分頃、21日に日付が変わる直前に太陽が水瓶宮に入宮します。
続く21日に冥王星も水瓶宮に入宮し、9月2日まで約7か月間ほどトランシットします。
その後、逆行に転じ水瓶宮を抜けますが、すぐに順行に戻り11月20日には正式に入宮していきます。ピーク越えです。
翌々日の23日に金星が山羊宮に入宮します。
27日には牡牛宮19度で天王星が順行に戻り“分水嶺”のピークを加速します。
太陽と冥王星は合(コンジャンクション=0度)です。
両星は、牡牛宮6度の木星と矩(スクエア=90度)です。
また、木星と山羊宮の金星は三分(トライン=120度)です。
山羊宮で合(コンジャンクション=0度)の水星&火星が軸となって、牡羊宮19度のドラゴン・ヘッドと天秤宮19度のドラゴン・テールとT矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成します。
水星&火星は牡牛宮19度の天王星と三分=120度です。
射手宮26度のケレスは魚宮25度の海王星と矩=90度です。
One-Point ◆ 多くの星が矩=90度の一角を占める今週です。矩=90度を直接とらないのは金星、土星、天王星のみの今週です。
今週の満月は、26日金曜日に水瓶宮5度の太陽に対して獅子宮の月が衝=180度をとり、ジャストの時間帯は未明3時頃です。
「アスペクト完璧講座」2024年1月、第9回のテーマは「大三角(グランド・トライン=120度×3)」です。
One-Point ◆ スピリチュアルや占い解釈ではなく、なぜそのように解釈になり、ホロスコープからリーディングができるのか、宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」の真髄を明らかにする「星のディレクション講座」を1月11日新月の新スタートにあたり納品いたしました。
天秤宮に象意を持つ人は、天秤宮以外に生まれ持つ「運勢サイン(宮)」によっては別ですが、今週は仕事をはじめ対外的な活動に華々しくご活躍しようと思わないほうが穏当なときです。
今週(2週間分)前半はともかくとして、中盤を越えて週末に近づくほど、また次週になるほど、理想の自己像を模索されたり、内面性を見直されるなど、活発に情報収集をされて今後の方向性をご検討されるとよい時期になっています。
今週中頃までは、ご自身を見失うか、逆にポテンシャル(潜在力)を発揮されて、花火のごとき美しさを見せることもありますが、幻想に惑わされないようご注意ください。
蠍宮に象意を持つ人は、宝瓶宮時代のご活躍をにらんで、ご自身の再出発を試みられる人生期が本格化していく、再構築によい今週また昨今の人生期です。
ときあたかも双魚宮時代から宝瓶宮時代へ“分水嶺”のピークの2024年でもあり、今来た坂を転がり落ちるか、逆に前向きに乗り越えて、宝瓶宮時代のヒーローになるべく一世一代の峠越えのときになりそうです。
仕事など対外的な活動は重要ですが、まずは個人的に根っこの深層の精神意識が時代的にも重要な時期にある昨今です。
射手宮に象意を持つ人は、約30年に一度の人生の再スタートとなる昨今の人生期にありながら、今週は知性においても意識においても活発な言動が可能な活動期です。
先週から今週にかけてそういうことで、ベースにある昨今の運勢期は、これまでの考えや生き方が個人的にも時代的にも一区切りがついて、新たな方向性や生き方を模索されて、見出していくときになっています。
それが大前提の昨今の人生期であり今週ですので、念頭に置かれて活発な言動の今週の運勢を活かされるとよいでしょう。
山羊宮に象意を持つ人は、終盤(20〜29度)や最後のほう(25度〜)に象意を持つ人を除いて、情報活動をはじめ活動期の今週です。
今週(2週間分)中頃を過ぎて週末になるほど、クールでシビアな山羊宮というだけでなく、情愛のこまやかさをみせたり、その意外な対応に見直されたり、驚かれたりして、人気が出てくることもひとしきりの今週です。
気力ややる気パワーまた知性や情性までもが伴なう昨今の運勢期にあることから、個人的に最強ともいえますし、ご自身が気づかなくても、充実した今週になりそうです。
水瓶宮に象意を持つ人は、トップ志向や頂点意識が強まる今週また昨今です。
ご自身のレベルや状況によっては、真逆にご自身を見失ったり自我意識の喪失といった傾向がないとはいえませんが、2024年の“分水嶺”のピークは峠や山の頂上の分かれ目を意味しますので、両方の可能性が適時、ご自身や状況によって生じえます。
いずれであってもいいのですが、とくに今週をピークに自分意識が強まっていますので、ご自身の考えや信念を絶対視しやすいことから、謙虚さを心がけたり、控えめに言動されてちょうどよいかもしれません。
魚宮に象意を持つ人は、昨今のご活躍や人気運の運勢期から、次第に刈り入れの収穫期に入っていく今週です。
その点では終盤(20〜29度)に象意を持つ人をメインに、今週がピークでもありこれまでのご活躍に応じた実りを収穫されていくなど、現実の安定化を図られていかれるとよいでしょう。
夢や幻想を描き続けるだけでなく、誤魔化すことなく現実を見つめて、今後、地道に地歩を固めていかれるためのご準備をされていく今週また昨今の人生期へと意識転換をされていかれるのもよいでしょう。
One-Point ◆ “分水嶺”のピークが加速していくことになる今週です。上りと下りの電車がすれ違い風圧が生じるようなことが、そこかしこで起こりかねない今週です。違いをご認識され、否定ではなく受け入れてみることで、新たな方向性や精神意識などが生まれてきます。
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