宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―

高市首相とメローニの相性は?
[ ◎ ]
― 相性は立場によって異なります ― 

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母と娘? 年の離れた姉妹? 俗に“ツインソウル”?

火星

●第1稿 : 2025年12月24日アップ


《 全部を視野にポイントを 》

結論は、案外とガチでした。

中には「ホロスコープなんぞで分かるんかい?」とツッコミを入れられる方がいるかもしれません。

が、最先端なので分かるンです。

俗に“星読み”もいろいろありますので、星やサイン(宮)のみの部分的な“占い”での偏ったご判断を見て、そう刷り込まれているのかもしれません。

全部を視野にポイントの特徴をとらえるのが「宝瓶星学」です。

重要なのは、ホロスコープにとどまることなく、年齢や立場などの実情を加味したうえで、解釈をステレオタイプにしないことです。

【注】 男性優位の政治の世界で左翼の反発の中、お二人とも初の女性首相になった才媛と肝力の持ち主です。共通した想いがあるのでしょう。高市首相64歳、メローニ首相48歳。諸般の事情を抜きにして、お二人の個人的な相性はガチでした。


《 お二人の「相性ホロスコープ」 》

先月2025年11月、南アフリカで開催されたG20で「初対面ハグ」を見せたお二人は、メローニの驚きと喜びの表情から、単なる外交儀礼でも、ヤラセでもなかったようです。

お二人の「相性天球図」からそれが分かります。

相性ホロスコープ
●「相性天球図」はお互いのホロ・チャートを重ねたものです。そこから相性がリーディングできます。


上掲の天球図は、高市氏の「ソーラーチャート」をベースに、マローニ首相の星を書き込んでいます。

ピンクが高市氏で、紫がマローニ氏です。

相性アスペクトの許容度数(オーブ)は、いつもと変わらず「太陽」と「月」が10度、そのほかは6度を原則として、相性アスペクト(位相、座相:局面)のラインを引いています。

One-Point ◆ お二人の年の差は16歳、母と娘に近いものがあります。ですが一国の首相どうしです。かつては“だらしない”首相やオモテのみを繕った“亡国の宰相”もいましたが、いずれでも立場と良識のある女性の首相どうしの相性は、若い男女の相性を判断する仕方とは異なってきます。


《 基盤となる相性1:最強の「金星」 》

お二人の相性はパーソナルで良いものがあります。

それは重要です。

ただ、本物のTOPどうしの相性はメインが良ければ、逆に課題となる相性があったほうが前に進めます。

一国の利益を代表する立場ですし、政治や外交の分野では特にそうなります。

では、高市首相とメローニ首相の基盤の相性を見てみましょう。

高市氏の魚宮16度の「太陽」にメローニ氏の魚宮12度の「金星」が合(コンジャクション=0度)→ 「◎」です。

「たかが金星で?」と思うなかれ。

星やサイン(宮)のみを見てそう思われるかもしれしれませんが、メローニの「金星」は彼女を象徴するくらいメチャ強力です。

One-Point ◆ 単に“愛情”を象わす「金星」に留まりません。なぜなら「太陽」と交歓(ミューチュアル・レセプション)の獅子宮の「土星」と、金星を共鳴星する天秤宮の「冥王星」を底辺にして、YOD(ヨッド=60/150/150度)の頂点をとっていて“最強”の「金星」になっているためです。その「金星」が、高市首相の「太陽」と合(コンジャクション=0度)では、メローニ氏は高市氏に“メロメロ”になります。高市氏もメローニに最高度の“敬愛”を持つことになります。


《 基盤となる相性2:“腐れ縁” 》

逆の立場からも同類です。

「土星」と交歓(M.R.)のメローニの山羊宮25度の「太陽」は、彼女自身を象徴しますが、高市氏の「木星&土星」が合=0度です。

メローニを寛容に受容できるだけでなく、何故か離れられない“不思議な腐れ縁”のような相性を醸しだされます。

お互いに知らずに、心の琴線に触れるものが生じる深い因縁的な絆の相性です。

お互いに傷ついても離れがたく、例えば、離れ離れになっていた母娘や姉妹が、ついに出会ったような、政治的な立場を超えた感動のハグだったといえます。

高市メローニ初対面ハグ
●「メローニ!」 南アフリカでのG20で高市首相は初対面でいきなりハグ。日本大好きなメローニもびっくり。


One-Point ◆ ほかにもあります。メローニの「金星」と高市氏の蠍宮2〜15度の「月」が、三分(トライン=120度)です。彼女の最強の「金星」は、高市氏の大和愛の“感性”や“感受性”を象わす蠍宮の「月」と、スムーズな象意の関係性を結びます。日本人なら感覚的に瞬時に見抜けると思いますが、日本的感性や精神性を持っていないと感覚的に首肯しにくいかもしれません。


《 年齢によって相性は異なります 》

相性は、単に“吉凶”ではありません。

双魚宮時代はまだそれでも許容できたのですが、今後の宝瓶宮時代の相性判断はとくにそういえます。

ご本人どうしの立場やレベルが重要になってくるためです。

一般に、人生経験が少なく自分の視野が大きい若い男女の場合の相性と、多くの人生経験を積み社会的にも責任を持つ人々の場合の相性とでは、解釈の仕方が異なります。

ふだんは「年齢によって相性は異なります」と表現することが多いのですが、高市氏とメローニ氏のケースでいえば、もっと課題となる相性があってもいいですね。

例えば、高市氏の「月」とメローニ氏の「土星」が矩(スクエア=90度)、またメローニ氏の「月」と高市氏の「冥王星」も矩=90度です。

現在はさほど発動していませんが、早ければ3〜4年後の2028〜2029年辺りから、両者の立場の違いが顕著になるディレクション(運勢変化、時代変化)を受けて、解決すべき課題がもたらされる本領発揮の相性の時期になります。

One-Point ◆ もっともそのときまで、お二人が今の立場のままでいることは少ないでしょう。また、高市氏の出生時間によって、時期はズレ込みます。上掲のベストの基盤の上に起きる課題がもたらされる「相性ディレクション」なので、前向きに解決できますし、決して“凶”の相性とはなりません。

※この記事の範囲で全部を書くことはできません。代表的なポイントのみに絞って書かないと、お気楽に読める分量をはるかに超えることになります。






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