宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―

和歌山毒物カレー事件
[再検証]
― 当初言われた内容との隔たり ― 

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3つものYOD=150/150/60が象わす“非論理的事件”

●第1稿 : 2026年3月13日アップ


真実が明らかになる宝瓶宮時代の実働社会がはじまりました。

今年7月で28年めを迎える「和歌山毒物カレー事件」です。

当初報道された事件発生の時間ではなく、明らかになってきた調理過程の時間から、背後の深層などを再検証してみることにしました。

今回、明らかになってきた調理家庭の状況によると、5時過ぎの味見では問題がなく、関係者2人が最初に不調を訴えたのは5時40分頃とされています。

このことから、中間の5時20分でホラリー・ホロスコープを作成してみました。

すでに宮崎真須美被告が死刑判決を受けていますが、一貫して無罪を訴え、今も再審請求を続けています。

《 事件のホロスコープ 》

まずは下掲のホロスコープをご高覧ください。


●かなりゴチャついたホロスコープです。それゆえ「基本三数」でポイントをつく解釈が有用です。


ホラリー・リーディングの仕方は簡単で、個々人のネイタル・ホロスコープ(出生天球図)ほど複雑な要素がありません。

なので、原則どおりに4つの「基本点」(Angle)にポンポンポンと「基本三数」んp「1数=時間(意志)」「2数=空間(実体)」「3数=人間(関係)」の原意を当てはめるだけです。

そこに、ネイタルなどと同じようにアスペクト(位相、座相:局面)をメインとした共鳴リーディングを行なえば、意外と簡単にリーディングできます。

蛇の道はヘビと申しますので、詳しく見ようとすれば、関係者のネイタルなども参考にできますが、もともと犯人をはじめ関係者が分からないことも多いので、主なポイントをつかめれば充分に事足ります。

事件やイベントの状況を知って、それに応じた解釈は必要ですが、あら不思議! ポンポンポンと「基本三数」を当てはめると、すでに明らかになった事件をはじめ“局面”が見えてくるので不思議です。

One-Point ◆ サイン(宮)とプラネット(星)だけをいくらを精彩に読んでも、全体像が見えてくることはありません。一般的に用いられるハウスシステムのホロスコープは、当然「ハウス(室)」がベースです。またホロスコープの象意はハウス(室)の「基本点」と位置関係による「アスペクト」(位相、座相:局面)をメインとするため、両者を視野に入れなければ、ホロスコープが象わす“局面”はリーディングできません。


《 “無差別殺人”に見せかけた 》

上携のホラリー・ホロスコープのポイントは、“犯人”を象わす牡牛宮で第4ハウス(室)の「土星」です。

もう一つ、“被害者”(ターゲット)を象わす、蟹宮で第7ハウス(室)の「金星」です。

それらが取る位置関係(アスペクト)が重要です。

「土星」は、“誤魔化すことのできない現実”や“現実社会”または“組織”や社会的な立場のある“実力者”などを象わします。

蟹宮の「金星」は、牡牛宮や、MC(メディウム・コエリ=南中点:天頂)「天秤宮」の共鳴星であるため、当該ホロスコープでは事件現場となった町内のとある“女性”(母親、主婦)をターゲットにしたものであることが分かります。

「金星」に合(コンジャクション=0度)の「火星」が“事件の深層”を象わすIC(イムン・コエリ=北中点:天底)牡羊宮の共鳴星なのが不気味です。

完全に“ロックオン”されており、結局は“無差別殺人”に見せかけて、確実にターゲットを狙った毒物混入であることが見えてきます。

One-Point ◆ この意味は蟹宮の「金星」で象わされる特定のターゲットのみを殺害すれば、利益関係などから犯人が特定されてしまうため、“無差別殺人”に見せかけた“脅し”や“怨恨”などの犯行です。被害者(ターゲット)を象わす「金星」と加害者(犯人)を象わす「土星」が底辺となって、“復讐”や“恨み”などを象わす「冥王星」を頂点としたYOD(ヨッド=150/150/60度)が形成されているためです。



相当のTOP権力者の“関与”

●ついでに申し上げます。

YOD(ヨッド=1500/150/60度)の頂点の「冥王星」は、「太陽」と三分(トライン=120度)です。

“犯人”と“ターゲット”とに相当のTOP“権力者”が関わっています。

そのため地元住民の一部はうすうす気づいていても、軽々には話せない状況が見て取れます。

そのことが真相の解明を困難にしているようです。

つまり真の狙いは“無差別殺人”などではないために、“犯行の動機”が見えにくくなっています。


《YOD=150/150/60度が示すもの 》

ほかにも複数のYOD=150/150/60度があります。

獅子宮で「月」と合=0度の「水星」と「MC=南中点」が底辺となって、魚宮の「木星」を頂点としたYOD=150/150/60度が一つです。

もう一つは、その「木星」と「ケレス」を底辺として、“事件現場”を象わす「MC=南中点」を頂点としたYOD=150/150/60度です。

つまり、この町内(現場)でなくてはならないようです。

それは当該ホロスコープで“犯人”を象わしている「土星」が、“組織の実力者”や“実務家”のみならず、“土地”(不動産)を象わすことからも、この場所でなければならない犯行です。

これら3つものYOD=150/150/60度は、否応なく引き起こされざるをえなかった事情があったことを示しており、被害に遭った方々は巻き添えを食らったかのようです。

ちょっと毒物の混入が強すぎましたね。

これらの解釈はYOD=150/150/60度の象意を「数理法則」から正しい適用していけば見えてきますし、否応なき毒物混入でもあるために、理論理屈だけでは理解できない“ナゾ”が多く含まれています。

「土星」は、ホラリー・ホロスコープの解釈では“不動産”などを象わすことがありますので、権力者と関わり、土地絡みで引き起こされた事件の可能性さえ読み取れます。

One-Point ◆ かなりの権力者やTOPの関与です。また「冥王星」のみならず「ケレス」も関わっていますので、“秘密”や“隠蔽”も起こりえます。町内の夏祭りで提供された毒物カレーを食べて中毒など異常を訴えた67人(うち死亡4人)と犯人との直接的な関係が薄いシャレにならない事件です。


《 当たっている部分を絶対化しない 》

余談です。

星だけを見ても全体的なリーディングは不可能です。

現代占星術でいうメイン・プラネット(十大惑星)に「ケレス」と「ドラゴン・ヘッド&ドラゴン」を加え、さらにはハウス(室)の4つの「基本点」を交えた、全方位的な解釈やリーディングを行なうことで全体像が見えてきます。

ただ、一般の「星占い」のように、「太陽サイン(宮)」のみでも部分的に“当たる”ということはあります。

大なり小なり「太陽サイン(宮)」の象意は、一部分とはいえ持つためで、中には「太陽サイン(宮)」の象意が共鳴関係によって突出しているホロスコープもありますので、そういう場合は「太陽サイン(宮)」のみでも“当たる”ということが起こりやすくなります。

問題は、だからといってそれだけで“当たる”と思い込むと、“事実誤認”や“勘違い”を引き起こします。

ほかの象意をスルーしてしまい、結果、リーディング・ミスを避けられなくなります。

One-Point ◆ 怖いのは、“当たらない”ことよりもリーディング・ミスです。宗教も同様で、どんな教えにも真理の一端はありますが、逆に真理の傍にあるものまで真理だと信じ込んだり“勘違い”することです。「海王星」の発見によって始まった現代占星術はその傾向を強く持ちます。一概にそれが悪いとは申しませんが、客観的な「基本三数」から理論的にも押さえておかないと主観的な“占い”のまま消えていきます。



※詳しい解説は後日の新版「基本三数リーディング解説講座」で、他の衆院選のホラリー・ホロスコープなどとともにお届けいたします。






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