宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―

251021臨時国会
[ホラリー]
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“パラダイム・シフト”と“現ディレクション”がホラリー解釈のベース

火星

●第1稿 : 2025年10月18日アップ


15日(水曜日)に「臨時国会」の開催が通知されました。

「首相」(総理大臣)を選ぶ「首班指名選挙」が行われる予定ですが、野党側は当初、調整がまだだということで、見送られる可能性もあったのですが、17日、行なわれることになったようです。

首班指名選挙が行なわれる臨時国会の当日は「新月」。

先週、12日(日曜日)にアップした「今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮」の「今週の新月or満月andトピックス」の最後に余談ながら、次のように書いておきました。

「…このYOD(ヨッド=60/150/150度)は、TOP(首相など組織の中心)の変化や交代を象わします」。

《 臨時国会のホロスコープ 》

当日のホロスコープは次のとおりです。

臨時国会2025のホロスコープ
●そもそも「ホロスコープ」の“ホロ”には、“そのときの…”といった「ホラリー」に類する意味があります。


開催時間が分かりませんので、東の地平線上に太陽が昇る時間で作成した「ソーラーチャート」です。

ASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)の位置に「太陽」を置くことで一日が象徴されるのでは、と考えているためです。

One-Point ◆ 一般的には「時間不明」でソーラーチャートが用いられる場合、お昼12時に設定することが多いようです。ですが、個人的には「太陽」をメインに用いることもあり、東の地平線はホロスコープにおいて4,000年以上前の“ホロスコポス”の時代から重要なので、太陽が昇る瞬間の1日の始まりが、当日を象徴するのではないかとアストロロジカルに考えているためです。




《 WEB上の報道記事 》

上掲のソーラーチャートを解説する前に、ネットにアップされていた臨時国会の開催に関しての報道をご紹介いたします。

下記は、たしか「産経新聞」のWEB記事だったと記憶しています。

概要は次のとおりです。

「政府は15日、臨時国会を21日に召集することを与野党に正式に伝達した。

早ければ同日中にも石破首相の後任を選ぶ首相指名選挙が行われる。

野党は政党間による話し合いが続いているとして応じず、引き続き協議する」

One-Point ◆ 要は引き伸ばしです。「野党側では候補統一を目指す立憲民主党が14日、日本維新の会、国民民主党との3党幹事長会談を行った。15日午後に党首会談を開くと発表した。『立民』が『国民』の玉木雄一郎代表への一本化も視野に協力を要請したのに対し、『国民』は憲法や原発、安全保障政策での同調を求めた。党首会談で折り合えるかどうかが焦点だ」と伝えられていました。


《 当日のYOD(ヨッド)で明確 》

結局、その後、17日に「自民党」と「日本維新の会」が連立を組むことが合意に達し、野党は延長の名目を失い、臨時国会が開催される「新月」の当日、21日に首班指名が決定したようです。

すでに12日以前に当該「新月」の日のリーディングは終わって「今週の運勢」にアップしていましたので、どうでもいいっちゃいいお話です。

アップ日の12日の前から21日「新月」のホロスコープを見て、「太陽&月」の合(コンジャクション=0度)「新月」がYOD=60/150/150度の頂点でもあることから、この前後に“首相交代”の可能性があることはリーディングできていたからです。

当該YODの底辺の一方が、“変化”(改革)を象わす「天王星」です。

もう一方は、“誤魔化すことのできない現実”を象わす「土星」と最重要の「霊識開元」の複合ディレクションや“既存権力の崩壊”のディレクションをもたらす頂点の「海王星」の合=0度ときては、“組織の中心”(首相や社長など)の変化や交代は簡単にリーディングできます。

また、その直後も「太陽」が蠍宮に入宮し2度に移動すると、今度は「ケレス」が底辺の星に変わり加わるために、“TOP”の変化や交代は確定的な既定路線の時期になることがリーディングできていました。

One-Point ◆ 世の動きを参考にしながらも、それに惑わされずにホロスコープどおりい正直にお伝えするだけです。「基本三数」と「数理法則」また「配列法則」に基づいて、論理的に解釈すればよく“当たる/当たらない”は関係がありません。もちろん、宇宙波動エネルギーがどうでも、地上の人間の自由な意志判断は強く保障されていますが、それはそれです。


《 “既存権力の崩壊”の時期 》

ご理解いただけますか?

“当たる/当たらない”といった主観混じりの“ホロスコープ占い”と根本が異なります。

さらに、ホラリー・リーディングの大前提には、双魚宮時代から宝瓶宮時代へのパラダイム・シフトがあります。

次に、今日のディレクション(運勢変化、時代変化)があります。

土星外惑星(トランス・サタニアン:冥王星、海王星、天王星)による小三角(ミニ・トライン=60/120/120度)が象わす「霊識開元」の複合ディレクションと、そのウラ・ディレクションとなっている“既存権力の崩壊”の時期にあることを今日の視野において、リーディングし解釈することになります。

既存の占星術にはないリーディング・ノウハウであり、宇宙的な解釈理論です。

あとは具体的に“局面”を象わす、YOD=60/150/150度などアスペクト(位相、座相:局面)を“宇宙波動エネルギー”を視野に、根幹法則「基本三数」の“原意”や「数理法則」の本意(基本の象意、ほんとうの象意)から読み解き、解釈をすれば客観的(論理的)にリーディングが完了です。

One-Point ◆ 宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとします。ホロスコープもアストロロジーも同様です。ホロスコープ・リーディングにおきましても、双魚宮時代の「現代占星術」では重視されませんが、関係性を象わす「アスペクト」(位相、座相:局面)が最重要で、今日的な解釈のポイントになっています。






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